BeagleBone Black オーディオ用クロックを搭載したブリッジ基板 B2R-5100 と Raspberry Pi A+/B+/2B 用ハイレゾ DAC カード RBD-02+ HG のセット商品です。これらを組合わせて Botic Linux Driver V4 をインストールした BeagleBone Black と接続することでネットワークオーディオプレーヤーを構築することができます。
セット内容
- ・ B2R-5100 x 1
- ・ RBD-02+ HG x 1
- ・ スペーサー x 4
- ・ M2.6 ネジ x 8
- ・ ショートピン x 2(うち1つは B2R-5100 の J2 に挿入済)
組立方法
- 付属のスペーサーを M2.6 のタッピングネジで RBD-02+ HG 基板に取り付けます。
- 付属のスペーサーを M2.6 のタッピングネジで B2R-5100 基板に取り付けます。
- RBD-02+ HG 基板の CN4(ピンソケット 40 ピン)に B2R-5100 基板の CN2 (ピンヘッダー 40 ピン)を挿入します。
- B2R-5100 基板の CN1 (ピンヘッダー 46 ピン)を BeagleBone Black の P9(ピンソケット 46 ピン)に挿入します。付属の M2.6 タッピングネジで BeagleBone Black に取り付けます。尚、取り付けは Botic V4 が正しくインストールされたのを確認してから行ってください。
それぞれのプリント基板が正しく接続されているのを確認してください。ヘッダーピンとピンソケットをズレて挿入した場合破壊の原因になります。
kernel オプションの変更
kernel オプションを変更します。/boot/uboot/uEnv.txt を以下のように修正してください。
optargs=snd_soc_botic.ext_masterclk=3 snd_soc_botic.serconfig=MMMM snd_soc_botic.dsd_format_switch=3
RBD-02+ HG のマスタークロック動作
RBD-02+ HG 基板はジャンパースイッチによって PCM5102A にマスタークロックを供給することが可能です。基板上の J2 にショートピンを挿入することでマスタークロックが有効になります。尚、RBD-02+ HG を Raspberry Pi A+/B+/2Bと接続する時はこのショートピンは外してください。
注意事項
- ・ 動作確認はBeagleBone Black Rev C のマイクロ SD カードに Botic Linux Driver V4 をインストールした環境で RaspiDAC 基板の RBD-02、RBD-02+ 及び RBD-02+ HG でのみ行っています。よってそれ以外のディストリビューションや I2S DAC 基板での使用は動作の確認がされていないだけではなく場合によっては BeagleBone Black にダメージを与える可能性があります。
- ・ デフォルトでは基板の J2 にショートピンを挿入して外部クロックを BBB に入力する設定になっています。この状態で内部クロックを有効にする設定にしないでください。Botic-v4 をインストールしたデフォルトは外部クロック使用の設定になっていますのでこのジャンパーを変更する必要はありません。
- ・ 電源ケーブルを抜く場合は shudown コマンドでシャットダウンまたは BBB の Power ボタンを押下して全ての LED が消灯したのを確認後に行ってください。
- ・ ブリッジ基板は Botic が正しくインストールされたのを確認してから BBB と接続してください。
上記内容をご理解いただきご注文をお願いいたします。
【参考資料・記事】
■■本製品の仕様や外観は改良のため予告なく変更することがあります。■■