BeagleBone Black を I2S DAC である RaspiDAC と接続するためのブリッジ基板です。I2S 信号を BeagleBone Black から RaspiDAC への橋渡しとともに BeagleBone Black のオーディオ用のクロックを2つ持ちサンプリング周波数44.1kHz ファミリーのマスタークロックと サンプリング周波数48kHz ファミリーのマスタークロックを切り替えて BeagleBone Black に供給します。これによって44.1kHz ファミリーの音源もリサンプリングなしで再生することが可能になります。
動作確認はBeagleBone Black Rev C のマイクロ SD カードに Botic Linux Driver V4 をインストールした環境で RaspiDAC 基板の RBD-02、RBD-02+ 及び RBD-02+ HG でのみ行っています。ですのでそれ以外のディストリビューションや I2S DAC での使用は動作の確認がされていないだけではなく場合によっては BeagleBone Black にダメージを与える可能性があります。
上記内容をご理解いただきご注文をお願いいたします。
注意事項
- ・デフォルトでは基板の J2 にショートピンを挿入して外部クロックを BBB に入力する設定になっています。この状態で内部クロックを有効にする設定にしないでください。内部クロックとコンフリクトします。Botic-v4 をインストールしたデフォルトは外部クロック使用の設定になっていますのでこのジャンパーを変更する必要はありません。
- ・ブリッジ基板は Botic が正しくインストールされたのを確認してから BBB と接続してください。
- ・電源ケーブルを抜く場合は shudown コマンドでシャットダウンまたは BBB の Power ボタンを押下して全ての LED が消灯したのを確認後に行ってください。
参考資料・記事