DAC-BD34352はロームのフラグシップデバイスであるBD34301EKVを継承し、新たにチューニングを施したBD34352EKVを搭載したDAC基板です．DACチップ以外の部品は音質部品を含め同じものを使用しています（I-V変換，LPFの定数はBD34352EKVに最適化しています）．
BD34352EKVのレジスタを設定する為のマイコン等は載せていません．外部からMCU等でI2Cバスを通してレジスタを設定してください．
【特徴】
● 最大768kHzのPCM入力と22.5MHzのDSD入力に対応
● デジタルFIRフィルタはSharp Roll-Off、Slow Roll-Offの２種類を切り替え可能
● ステレオモード（2 ch）、モノモード（1 ch）対応
● マイコンと通信を行うI2Cバスのスレーブアドレスは4通り（1Ch、1Dh、1Eh、1Fh）の設定が可能
● BD34352EKVの電源にはOS-CON（合計17個）を採用
● I-V変換用オペアンプとLPF用オペアンプは超低ノイズ、超低歪、高帯域のOPA1612、 OPA1611を採用
● LPFにはPanasonicのフィルムコンデンサECHUシリーズを採用
● オペアンプはソケット対応
● 2個のGrove 4pin コネクタ
● 基板外形寸法：90mm x 100 x 20mm
【BD34352EKVの仕様（データシートより）】
● SNR:126dB(Typ)
● THD + N:112dB(Typ)
● Dynamic Range:126dB(Typ)
【参考資料・記事】
■■本製品の仕様や外観は改良のため予告なく変更することがあります。■■
