Raspberry Pi Zero サイズのヘッドホンアンプ基板です。TI社の"Sound-Plus"ブランドオペアンプ OPA1688 を2個使用し駆動電流倍増回路(A47式)の採用により余裕をもってヘッドホンをドライブします。
本基板はスルーホールタイプの部品は実装されていません。そのため部品のハンダ付けが必要になります。必要な部品は同梱されています。
【特徴】
● TI のローノイズオペアンプ Sound-Plus シリー ズ OPA1688 を2個使用した駆動電流倍増回路
● オペアンプ電源は超ローノイズ出力の LDO とチャージポンプインバーターにより生成
● 電源の更なる強化のために入力の5Vとオペアンプ電源にスルーホールタイプの電解コンデンサパターンを計5個用意
● 最大 140mW(16Ω) 出力
● 入力インピーダンス 10kΩ(2連10kΩボリューム実装時)
● 出力は 3.5mm ステレオミニジャックとライン出力用にコネクタ端子実装用のスルーホールを用意
【同梱品】
以下の部品が同梱されます。
2x3pin ピンソケット:2個
2pin ピンソケット:2個
3.5mm ステレオミニジャック:1個
2x3pin 足の長いピンソケット:1個
2pin ピンヘッダー:2個
2.6mm x 8mm ネジ:8個
12mm スペーサー:4個
10kΩ 2 連ボリューム:1個
【組み立て方法】
以下は Raspberry Pi Zero サイズ DAC 基板に接続するのを想定した組み立て方法です。
ヘッドホンアンプ基板に部品をはんだ付けします。CN1 のハンダ面に 2x3 ピンソケット、CN2、CN3 のハンダ面に 1x2 ピンソケットをハンダ付けします。
部品面の CN6 にヘッドホン用のステレオミニジャックをハンダ付けします。ハンダジャンパー J1、J2 をハンダでショートします。2連ボリュームを使用する場合はハンダジャンパーはショートせず VR1 にボリュームをハンダ付けします。
次に DAC 基板(RBD-P5122+ ZERO 組み立てキット)に部品をハンダ付けします。
2x3 長足ピンソケットをハンダ面の CN1 の 1 番ピン側に、2x3 ピンソケットを 1 列空けてハンダ付けします。2x7 ピンソケットをハンダ面の CN5 にハンダ付けします。
部品面の CN3、CN4 に 1x2 ピンヘッダーを、CN2 にライン出力用ステレオミニジャックをハンダ付けします。
12mm のスペーサーを挟んで Raspberry Pi Zero サイズ DAC 基板とヘッドホンアンプ基板を接続します。
【注意事項】
使用する電解コンデンサは耐圧 10V 以上のものを推奨します。
■■本製品の仕様や外観は改良のため予告なく変更することがあります。■■