旭化成エレクトロニクスのAK4495SEQ は、VELVET SOUNDアーキテクチャーを採用し徹底的に音質にこだわった新世代フラグシップ32-bit 2ch Premium DACです。VELVET SOUNDアーキテクチャーは、高分解能32bit処理に加え、ノイズ耐性の高い設計を行い繊細な音の表現を生み出しています。
PCM-A4495S基板はこのAK4495SEQを採用し、I2S信号と電源(+5Vと±12V)を接続するだけで簡単に動作させることができます(ピンコントロールモード)。さらに、レジスタコントロール&アイソレーション基板(RCI-A4490)やAK449xレジスタ制御基板(RCB-A449x)と組み合わせてDSDに対応したネットワークオーディオ、USB-DACとしてハイレゾオーディオ装置を構築することができます。
【特徴】
● Beaglebone Black の基板サイズでコンパクトな設計になっています。
● ディジタル入力は最大 768kHz の PCM 入力と 5.6MHz の DSD 入力(レジスタコントロール&アイソレーション基板との接続が必要)に対応しています。
● PCM-A4495S 基板を2枚デュアル MONO モード対応(レジスタコントロール&アイソレーション基板との接続が必要)が可能です。
● DAC チップの電源回りに使用する電解コンデンサは OS-CON を使用しています。また、アナログ 5V は L チャンネル R チャンネルそれぞれ独立して LDO にて生成し各チャンネルのリファレンス電圧用電源と各チャンネルの電源として供給しています。
● フィルタ回路には誤差 2% のパナソニック製の ECHU フィルムコンデンサと誤差 0.1% の薄膜抵抗を採用して正確なフィルタ特性と高音質化を実現しています。
● フィルタのオペアンプは音質に定評のある NE5532 を採用しています。また、ソケットに実装していますのでオペアンプの交換が容易に行え音質の変化を楽しめます。
● デジタルフィルタの特性をジャンパーピンによって設定できます。それぞれ好みの音質で音楽再生が可能です。
【DAC の主な仕様】
● 256 倍オーバーサンプリング
● サンプリングレート: 30kHz 〜 768kHz
● 2.8MHz, 5.6MHz DSD入力対応
● THD+N: -101dB,-105dB (アナログ部電源7V)
● DR, S/N: 120dB,123dB (Mono mode 時 126dB,アナログ電源7V)
【参考資料・記事】
■■本製品の仕様や外観は改良のため予告なく変更することがあります。■■