B3D-A4495は旭化成エレクトロニクスの 32-bit Premium DAC AK4495EQ を使った BeagleBone Black/Green(BBB(G)) 専用の DAC 基板です。BBB(G) の P8、P9 コネクタに直接接続することで簡単に PCM、DSD ネイティブ再生可能なネットワーク音楽プレーヤーを構築するハードウェア環境ができます。
【特長】
● 外部電源が不要ではんだ付けも必要ありません。
● ディジタル入力は最大 768kHz の PCM 入力と 5.6MHz の DSD 入力に対応しています。
● マスタークロックを生成する水晶発振器は音質に定評のある京セラの KC シリーズを採用し BBB と AK4495 に供給しています。
● AK4495 の電源の電解コンデンサはパナソニックのノイズ性能に優れ低 ESR の導電性高分子アルミニウム電解コンデンサ SP-Cap を採用しています。
● フィルタ回路のコンデンサは誤差 2% の ECHU フィルムコンデンサ、抵抗は誤差 0.1% の薄膜抵抗を採用して正確なフィルタ特性と高音質化を実現しています。
● オペアンプは 3nV/√Hz という低ノイズ、高帯域のオペアンプ OPA2227 採用しています。
● 5 モードの音質調整機能をジャンパーピンによって設定できます。それぞれ好みの音質で音楽再生が可能です。
● オプションのアッテネータ基板（ATT-A4490）を接続することで 0dB 〜 -127dB まで 0.5dB 毎に増減可能です。
● 青 LED 点灯は DSD 動作、緑 LED 点灯は PCM 動作、黄 LED 点灯は PCM 動作時にサンプリング周波数が 96kHz 以上であることを示します。
● BBB(G) の電源オン/オフを制御できるように基板上に 2 ピンのコネクタを用意しています。
● 出力はハーネスで接続するようにしていますので別途オプションの RCA ジャック基板またはハーネスで RCA 端子に接続することが必要です。
【仕様】
● 基板寸法：87mm x 55mm x 1.6mm
● 外形寸法：87mm x 55mm x 20mm
● 出力電圧：2Vrms
● 消費電流：200mA
【DAC 性能】
● 256 倍オーバーサンプリング
● サンプリングレート: 30kHz 〜 768kHz
● 2.8MHz, 5.6MHz DSD入力対応
● THD+N: -101dB,-105dB (アナログ部電源7V)
● DR, S/N: 120dB,123dB (Mono mode 時 126dB,アナログ電源7V)
【制約事項】
電源オン時にクリックノイズ、オフ時にボツ音が発生します。また、DSD 再生中の頭出し、ストップ操作、PCM から DSD および DSD から PCM への切替わり時にクリックノイズが発生します。
【参考資料・記事】
【オプション】
0dB 〜 -127dB まで 0.5dB毎に出力電圧を増減できます。
RCA 端子を実装した基板。スペーサーで DAC 基板に固定ができます。
■■本製品の仕様や外観は改良のため予告なく変更することがあります。■■
